2017-07

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市民団体「放射能防御プロジェクト」

■首都圏約130カ所で行った放射能土壌調査の結果を市民団体が公表

市民団体「放射能防御プロジェクト」は8日、参院議員会館で会見し、首都圏約130カ所で行った放射能土壌調査の結果を公表した。埼玉県内でチェルノブイリ原発事故での「一時移住区域」(第2区分)に相当する値が出たほか、横須賀市内で同事故での「不必要な被ばく防止のため設けられる区域」(第4区分)にあたる数値が検出されたと発表。首相や関係知事に、詳細な土壌調査や全食品の検査を行うよう要望する。

発表によると、調査したのはメンバーの自宅庭や公園などの土壌で同一方法で採取。メンバーが費用を負担し、同位体研究所(横浜市)に検査を依頼した。

放射性セシウム134と137を合計した最高値は埼玉県三郷市早稲田の植え込みで、1キログラムあたり1万4140ベクレル。横須賀市港が丘の庭では 2236ベクレル(うち137は1185ベクレル)が検出。同市の2009年度のセシウム137年間平均値は4・6ベクレルだったという。県内での調査地点は21カ所で平均は293ベクレルだった。

会見したメンバーの土井里紗医師は「首都圏はチェルノブイリほどの汚染はないと言われてきたが、それを否定する結果が出た。疫学的な研究を待っていては遅い」。紀藤正樹弁護士は「報じられてきた事実を市民グループが調べるまで、行政が何もしないのはおかしい」と指摘した。

▲カナロコ神奈川新聞 2011年8月8日(月)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1108080024/カナロコ神奈川新聞社8.8
http://live.nicovideo.jp/watch/lv59077021(ニコニコ生放送、タイムシフト視聴できます)

参考:チェルノブイリの区分
148万Bq/㎡~  (第1)居住禁止区域 ただちに強制避難、立ち入り禁止
55万5千Bq/㎡~ (第2)特別放射線管理区域 義務的移住区域、農地利用禁止
18万5千Bq/㎡~ (第3)高汚染区域 移住の権利が認められる
3万7千Bq/㎡~ (第4)汚染区域 不必要な被ばくを防止するために設けられる区域

        セシウム134 セシウム137 セシウム合計 区分
東京都江戸川区臨海町 1571   2122   3693    第3
千葉県松戸市紙敷   3285   3728   7013    第3
千葉県松戸市松戸   1608   1571   3179    第2
埼玉県三郷市早稲田  6642    7498   14140    第3
茨城県取手市藤代   1481   1899   3380    第3

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