2017-10

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平塚市教育委員会で市民の請願はどう審議されたか

■平塚市教育委員会で市民の請願はどう審議されたか

平塚市 教育委員会平成23年6月定例会会議録
会議に出席した者
委員長 小池 健、委員 川之辺 潔、委員 林 悦子、委員 木村 泰久
教育長 金子 誠

3 請願第1号 中学校歴史教科書採択に関する請願(その1)
4 請願第2号 中学校歴史教科書採択に関する請願(その2)
5 請願第3号 中学校公民教科書採択に関する請願(その1)
6 請願第4号 中学校公民教科書採択に関する請願(その2)
7 請願第5号 中学校公民教科書採択に関する請願(その3)

教育長が、審議に先立ち「今定例会の招集については6月20日に告示したところ、その後に提出された請願が1件あった。この請願は審議を予定していた請願と同趣旨の請願であるため、追加の案件、請願第5号として審議したい。」と報告し、委員長が他の委員に了承を得て追加の請願として審議することとなった。また、請願の趣旨が同一であるため、請願第1号から第5号まで一括で審議することについても全委員に了承された。指導室長が詳細を説明した。

指導室長:5月31日付で横浜の教育を考える会から「中学校歴史教科書採択に関する請願 その1、その2」、「中学校公民教科書採択に関する請願 その1、その2」、6月19日付で「学校公民教科書採択に関する請願 その3」の計5件の請願が提出された。それぞれの請願の趣旨については、「中学校歴史教科書採択に関する請願 その1」では中学
校歴史教科書の採択にあたっては国が国民に永久に保証した基本的人権を尊重する憲法の精神にのっとり、次の観点にたって採択されることを請願する、と6点を挙げている。次に「中学校歴史教科書採択に関する請願 その2」では、採択にあたっては生徒達に国際的負い目を持たせる記述のある採択を排除していただきたく請願する。「中学校公民教科書採択に関する請願 その1」では、中学校公民教科書の採択にあたっては、いずれの教科書が日本国憲法の精神が色濃く反映されているかという視点に立って的確に審査されることを請願するというもので、以下日本国憲法の精神の骨格部分を抜粋して比較審査の資料に供する、とある。「中学校公民教科書採択に関する請願 その2」では、日本精神とは「約束を守り、礼節を重んじ、嘘をつかず、金で動かない、勇気がある」ことであると日本人の心をこのようにとらえている教科書をできるだけ探し、それに近いものを採択するよう請願するというものである。「中学校公民教科書採択に関する請願 その3」では、東京書籍の中学校公民教科書は憲法、教育基本法、学習指導要領、国際人権条約等の諸表記に反する記述が多いので不採択とするよう請願するというものである。

川之辺委員:審議の前に質問したい。請願の1号から~4号の最後に神奈川県教育委員会委員長に提出したとある。第5号にも神奈川県教育委員会に受理されているとある。これらの請願が既に神奈川県の教育委員会に提出されているのか、その請願に対し県の教育委員会ではどのような対応をしているのか、把握していたら教えてほしい。

指導室長:神奈川県教育委員会にも請願したと記述がある。確認したところ、歴史1,2、公民1,2は6月7日に議案として提出された。ところが教育委員からはほとんど意見が出なかったため、継続審議としての取り扱いをする。なお公民教科書採択に関する請願その3については現在のところまだ審議されていないとのことである。

林委員:今年も教科書採択の時期を迎えた。教科書の採択については、教育委員が採択権者であるということで、これまでと同様に、大変責任のある仕事と受け止めている。と同時に私は教育委員として、公正・公平な立場から選ぶべきとの思いを強く持っている。最終的には、教育委員全員で十分に検討していく中で採択していきたいと思うので、この請願については不採択がよろしいのではないかと思う。

川之辺委員:教科書採択にあたり、文部科学省や神奈川県教育委員会から、綿密な調査研究と同時に、採択についての権限を有する者の責任において適正かつ公平に行うことが通知されている。その権限と責任において採択することは、昨今、教科書に対して関心を深めている市民や父兄の信頼を確保するためにも最も重要なことであると思っている。県で
は「継続審議」ということだが、私は今回のこの5件の請願については、不採択にしたいと思う。

木村委員:私も林委員、川之辺委員とほぼ同じ意見である。教科書採択においては、教育委員会が権限と責任を有するということである。対象となる教科書を調査研究し、それをまとめ、そのまとめを見て教育的価値を判断しながら平塚の子ども達にどの教科書が一番適切か決める、採択するということで、これ全部を私達教育委員会で責任を持つということである。責任を持つということでは林委員のおっしゃったように「公正・公平な立場から選ぶ」ということが一番大事だと思っているが、今回の請願を見ると「こういった教科書を採択すべき」とか、「こういった許可書は採択すべきでない」ということが述べられており、公正確保という面からいかがなものかと思う。私は採択の公正確保という観点から不採択が適切ではないかと思う。

教育長:昨年もこういった請願が出た。採択については静謐な環境を確保する、適正かつ公正な採択をするということが国から求められている。この静謐な環境というのはそれぞれの教育委員の主体性を尊重して、他者からの影響を受けないということで、昨年までの請願についてもこの姿勢で行ってきた。今回いただいた請願についてはこれらの文言に抵触する。教育委員会の外からの声と言えるのではないかと考える。従って、私もほかの委員と同様、公正確保という観点から、今回の5件の請願については不採択ということでいいのではないかと思う。

委員長:この請願は不採択でよいのではないかと思う。教科書の採択に関しては今までも意見は出ているが、教育委員の責任と権限で行っていきたいと考えている。外部の声に左右されることはあってはならないと考えている。従って、公正確保、静謐な環境確保ということで考え、不採択と考えている。皆さんの意見をまとめると、教科書採択については教育委員がその責任と権限において行うものであり、静謐な環境確保、採択における公正確保といったことが国の指導の中でも述べられており、外部からの意見や要望は入れず、主体性をもって採択を進めることがふさわしいということが集約されるのではないかと思う。
採決の結果、全員異議なく不採択と決した。

http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/soumu/teirei.htm

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