2017-09

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開発許可取消訴訟の審議打ち切りに抗議声明

■開発許可取消訴訟の審議打ち切りに抗議声明ー渋谷区鶯谷町環境を守る会

091128shibuyaku


住民団体「渋谷区鴬谷町環境を守る会」(竹居治彦会長)は渋谷区鴬谷計画開発許可取消訴訟の審理打ち切りに抗議する声明「裁判の審理中途での打ち切りは行政への加担」を発表した。

渋谷区鴬谷計画開発許可取消訴訟は住友不動産によるエバーグリーンパークホームズ跡地(渋谷区鶯谷町)へのマンション建設計画に対する開発許可の取り消しを求めた行政訴訟(東京地裁・八木一洋裁判長)である。原告は竹居氏ら近隣住民で、被告は渋谷区である。第4回口頭弁論が2009年11月13日に開かれ、原告側は第3準備書面を陳述した。ここで原告側は渋谷区長の開発許可権限の法的根拠を争点とする主張立証方針を開陳した。

ところが、八木裁判長は抜き打ち的に弁論の終結を宣言した。原告代理人は即座に異議を申立て、口頭弁論を続行し、さらに審理を尽くすよう求めたところ、裁判長は両陪席裁判官を伴い退廷して評議したものの、再び弁論を終結すると述べた。

原告側は裁判所の訴訟指揮を住民の主張・立証を許さないという被告側に偏した不公平なものと判断し、3名の裁判官の忌避を申し立て、後日書面でも提出した。「渋谷区鴬谷町環境を守る会」の声明では「この裁判長の指揮は言論の封殺であり、明らかに行政に加担するばかりか、違法開発を推し進めようとする旧勢力への奉仕の姿勢を示すもので、許すことは出来ません」と述べる。

問題のマンション建設地は渋谷駅と代官山駅の中間点にある静穏な住宅街にある。約1万7千平米の敷地内には渋谷区指定の保存樹林に加えて、4千年前の縄文時代の竪穴住居跡や2千年前の弥生時代の集落跡などの複合遺跡(鶯谷遺跡)が発見された(参照「渋谷駅徒歩圏に縄文・弥生遺跡」)。

この環境面でも歴史的にも貴重な土地に住友不動産は総合設計により、6階建てマンション10棟を建設する。これによって貴重な遺跡が破壊され、近隣住民は日照や景観を奪われ、ビル風や生態系破壊から健康被害を受けることになった。

住友不動産は渋谷区に建設計画を提出し、渋谷区長は開発許可を出したが、住民側は渋谷区長には開発許可権限が付与されていないと主張して東京都開発審査会に審査請求を行った。しかし、主張が認められなかったために2009年1月27日に取消訴訟を提起した。

また、住民側は開発許可の取消訴訟とは別に建築確認の取消訴訟も提起している。こちらは第3回口頭弁論が2009年12月22日14時から東京地裁522号法廷で開かれる。

建設地では鶯谷遺跡は既に消滅し、建設中のマンションは「鉄とセメントで固めた、軍艦のような」姿(「渋谷区鴬谷町環境を守る会」)を現しつつある。竹居氏は「惨憺たる絶望のなかから、縄文・弥生人に代わって発言していく」と決意を表明した。

▲JANJAN 2009年11月28日(土)by 林田 力

△上の画像は現場の写真です。クリックすると拡大版でご覧になれます。

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