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2019-11

=応援します!黒部丘マンション反対運動= 長谷工の「ウラワザ」数の偽装

■複数棟を1棟とする「数の偽装」は許せない

敷地いっぱいに8棟を詰め込み、高さ半減による戸数減を最小限に抑えようとした結果だ。そしてそれを可能にした「ウラワザ」が、複数棟を1棟とする「数の偽装」にほかならない。

・1敷地1建築物の大原則

建築基準法には「1敷地1建築物」という大原則がある。「1つの敷地に1つの建物しか建てられない」とするこの原則は、隣接する建物に対する日照確保などの環境保護を満たすために不可欠だ。

具体的には、北側斜線規制、隣棟斜線規制、道路斜線規制などの制限規定によって担保されている。ところが、本来なら1棟ごとにかかる各種斜線規制を逃れるため、複数棟を1棟としてしまうという「ウラワザ」が編み出された。他ならぬあの長谷工の「発案」だ。

東芝府中工場跡地、都立大学跡地、玉川学園IBM 跡地など、長谷工が手がけた大規模マンション建設ではいずれもこの手法が取られた。まちなみ景観を一挙に破壊するこれらの計画は地元の大規模な反対運動を呼び起こした。

「ウラワザ」といっても、手口はきわめて単純だ。誰が見ても別の建物にしか見えない複数の棟を渡り廊下でつないで1棟と強弁しているに過ぎない。先に述べた東芝府中工場跡地では、実に8つの棟を渡り廊下でつないで1棟と称している。

その結果、どういうことが起こるか。もし建築基準法の原則通りに1棟ずつ斜線規制をかければ、8棟合わせて587戸のうち、実に46.5%の273戸が建てられなくなる。仮に1戸4000万として試算すれば、約110億円が、長谷工がこの「ウラワザ」で濡れ手にアワ状態で得た金額だ。

・東急よ、おまえもか!

「悪貨は良貨を駆逐する」とのたとえ通り、長谷工のお家芸は他のマンション業者にも広がりつつある。

東急の鷲沼新計画しかり、3棟を1棟と偽装することで6棟を2棟とし、490戸という過密な住戸数を確保している。9月14日に開催されたアセス公聴会には100人を超える人々が傍聴席を埋めた。

7人の公述人の鋭い追求に東急は答弁不能に陥り、11月22日、異例の続開公聴会が開かれた。パワーポイントを使った「数の偽装」の追求と、一日も欠かさず毎日遅延証明を出し続けている田園都市線の現状批判は、新計画の致命的欠陥を浮かび上がらせる結果となった。

▲まちづくり・環境運動川崎市民連合会 まち連ニュースNO.76  2008年11月30日(日)

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