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2020-05

景観をキーワードに 誇りを持って住めるまちづくり

■新宿区が全域で景観規制へ

 新宿区は4月から区内を72の地区に分け、それぞれに景観作りの方針を定めるという試みを始めます。古い町並みや駅周辺など一部の地域にとどまらず全域を規制の対象とするのは全国でも珍しいということです。

 世界最大級の繁華街から江戸の歴史を感じさせる路地裏まで、南北4キロ・東西5キロの新宿区には個性的で多様な町並みがあります。今回の景観指針は新宿区を10のエリア、72の地区に分け、それぞれの特徴に応じた町づくりのテーマときめ細かい目標を定めました。

 例えば、繁華街・歌舞伎町のテーマは「大人の町、歌舞伎町を感じさせる歩きたくなる楽しい町並みへ」。建物を新築する際の基準として『周囲のにぎわいを損なわない。照明は華やかな夜のにぎわいを連続させる』など13項目を挙げています。

 また、神楽坂エリアのテーマは「商いが生み出す伝統的な和の風情を感じる粋な町並み」。かつての花街ならではのしゃれた店構えの旅館や料理屋が並びます。また緩やかな坂道や階段などが続く変化に富んだ路地が特徴です。今回の指針では、江戸時代からの歴史を持ち、店と住まいが混在する独特な風情を守るため『植栽は竹や笹、椿など和風の盆栽とする。外壁の色や素材は周囲の町並みと調和して落ち着いたものとする』などとされています。

 明治神宮の聖徳記念絵画館の周辺も指針が示された場所の一つです。イチョウ並木の名所と知られる通りの“眺望地点”から絵画館を望む範囲に『屋外広告物を配置しない。絵画館の背後にそれより高い建物を建てない』などの基準が定められています。

 今回のきめ細かい景観指針の狙いについて、区の「景観と地区計画課」折戸雄司課長は「美しい新宿をつくっていきたい。みんながそういうこと(景観など)に着目して暮らしやすい街、新宿。景観を一つのキーワードにしながら自分たちが美しい街に誇りを持って住んでいけるようにしたい」と話します。

 今回の指針は新宿区内すべての地区を丹念に調査してそれぞれの地区の持ち味を生かした目標を立てたところが大きな特徴です。指針に合わない建築計画については区が見直しを勧告できることになっていて、区が掲げる「美しい新宿」に向け大きな役割を果たしそうです。

▲TOKYO MX 2009年2月24日(火)

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