2017-08

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道の景観 足下から見つめ直す

■自治体全域の道路デザインの基準定める

 京都市は、烏丸、四条通など市内の主要な道路で、それぞれ歩道の色、模様、街路樹などを統一する景観指針を今年度中に策定する。建物の高さや看板・広告を厳しく規制する施策はすでに始めているが、道の景観を置き去りにしてきた反省から「足元から見つめ直す」という取り組みで、国土交通省は、自治体全域の道路デザインの基準を定めるのは全国で例がないとしている。約1200年前に整然とした都を築いた先人にならい、古都のリニューアルを目指す考えだ。

 市によると、従来、歩道の整備を発注すると、舗装の色や模様を指定することはほとんどなく、業者任せだった。街路樹も虫害などで傷んだ木を植え替える際に別の種類にするなどしたため、同じ通りでも数種類が混在している。

 市は2008年11月、公募した市民や学識経験者、建築家らによる検討委員会を設けて調査したところ、繁華街の「四条通」(東山区・東大路通―西京区・松尾橋、8キロ)では朱色のほか、黒、白色の格子やレンガ模様など14種類の舗装が行われ、街路樹はプラタナスとユリノキが交じっていた。

 「七条通」(東山区・東大路通―右京区・葛野大路通、5キロ)も舗装は15種類で、プラタナス、イチョウなど4種類が植えられている。平安神宮(左京区)の鳥居そばの歩道も4種類の舗装が入り組んでいた。

 市民らに意見を募ると、「舗装材が勝手気ままに使われている。通りごとに色のグラデーションをつけては」「和のデザインを取り入れるべきだ」などの声が寄せられた。

 これを受け、検討委員会は今後、通りごとの舗装の色や模様、街路樹の種類、街灯や橋の欄干のデザインなどの基準を協議。その結果を基に、市が指針を策定し、09年度以降に整備する道路について適用したい考え。市は「約1200年の歴史にふさわしい姿にしたい」としている。

 門内輝行・京都大教授(建築・都市デザイン学)の話「人が景色を見たときに最も広い範囲を占めるのは床面だが、意図の感じられない舗装が増えた。京都は通りごとに個性を持っている。それを引き出すデザインにし、車から人のための道への転換につなげていってほしい」

▲読売新聞 2009年1月5日(月)

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