FC2ブログ

2020-04

景観づくり、住民が考える加賀・山ノ下寺院群周辺

■景観づくり、住民が考える加賀・山ノ下寺院群周辺

加賀市大聖寺の山ノ下寺院群周辺で、民家の解体で通りの見通しが良くなったのを機に、地域の景観をどう守るか、住民が自分たちで考える動きが出てきた。地元不動産業者は住民の声に理解を示して土地の転売を保留し、地元NPOは25日に近所の児童に想像図を描いてもらい、周辺の街並みの中でどんな活用法がふさわしいかを考える集会を開く。景観を地域の共有財産と考える意識が高まっている。

山ノ下寺院群周辺は、藩政期からの歴史的街並みが残る同市の観光スポットの一つ。同地区にはまちづくり協議会が組織され、市ふるさとの歴史的景観を守り育てる条例に基づき、瓦の色を統一するなど、新築や改築に一定の基準を設けて和風のまちづくりに取り組んできた。

今春、寺院群との境界にあたる角地に建っていた民家が取り壊され更地となったのに伴い、視界が開け、通りから寺院群を見渡せる新たな眺望ポイントが現れた。

これに、市内の建築設計士や大工、不動産業者らが昨年発足させた「加賀市町並み景観協議会」メンバーが注目。当初、この土地を売却予定だった不動産業者に理解を求めたところ、土地取り引きをいったん白紙に戻し景観に配慮して活用する方向で話し合いが進んでいる。さらに、地元の6区長が市に対して景観に合う整備を要望した。25日の集会では、錦城小児童が写真と重ね合わせ、土地の利用法を絵に描いて話し合う。

市内では今月、山代温泉で総湯整備に伴う廃業旅館の解体が進み、見えなかった薬王院温泉寺の木立が現れ、住民らの話題となったケースもあった。景観協議会の瀬戸達事務局長は「景観は地域全体の宝だ」と話した。

▲北國新聞 2007年8月25日(土)

«  | HOME |  »

MONTHLY

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

湘南なぎさプロムナードの環境を守る会

湘南なぎさプロムナードの環境を守る会

no16F no10F