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2020-04

鎌倉のマンション開発許可再び取り消しに

■鎌倉のマンション建設問題
開発許可再び取り消し

鎌倉市岡本2丁目のマンション建設問題で、県開発審査会(金子正史会長)は4日付で、鎌倉市による再度の開発許可について、再び取り消す裁決を行った。市の開発許可が二度にわたって取り消されるのは異例。裁決書は、市が一度取り消された開発許可申請について、事業者に新たな申請を出させることなく、計画の補正のみで再び許可した点を「違法な手続きによる処分」と指摘した。市は責任を問われるとともに、事業者は対応に苦慮しそうだ。 

建設現場は大船観音のすぐ近くにあり、計画では約2500平方メートルの敷地に、地上9階地下3階建てのマンションを建設する予定。市は敷地入り口の市有地33平方メートルを「道路」とみなして、2005年3月に一度、開発許可を出していた。

しかし、周辺の反対住民が行政不服審査法に基づき、県開発審査会に審査を請求。同審査会は05年12月、市有地を市が主張するような道路とみなすことはできないと判断した上で、「敷地が道路(幅6メートル以上)に接していない」と都市計画法上の不備を指摘し、開発許可を取り消した。

このため事業者は工事を停止するとともに、市有地と既存の市道、敷地の一部を合わせて新しい道路を整備し、開発区域に組み入れるよう計画変更し、市が昨年4月に、あらためて開発を許可していた。

しかし、同審査会は今回の裁決書で、こうした市の許可手続きについて「前裁決で取り消された処分にかかわる補正申請を(市が)再度許可したのは違法」などと結論づけた。

裁決を受けて「大船観音前マンション問題にとりくむ市民会議」(星野芳久代表世話人)は「前回の裁決に続き違法を指摘され、市長の責任は重大。市長は適切な最終着地点を求める努力を」とのコメントを出した。

石渡徳一市長は「審査では誠実かつ真摯(しんし)に弁明したが、審査会の理解が得られず遺憾。裁決書の内容を検討し、事業者の意向を踏まえて対処したい」との談話を発表した。

▲東京新聞 2007年1月6日(土)

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