2017-10

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かながわ森林再生50年構想

■県が「かながわ森林再生50年構想」 人工林半減、1800万本植樹

県は、50年間かけて荒れた森林を再生するための「かながわ森林再生50年構想」を策定した。構想では、50年後にスギやヒノキの人工林を半分にして広葉樹との混交林にしたり、約1千8百万本の植樹を行ったりするなど数値目標を盛り込んだ。

県内の森林面積は約9万5千ヘクタールで、県土の約40%を占める(全国平均66%)。近年、丹沢大山のブナやモミの立ち枯れが目立つ。このほか、戦後すぐに植林されたスギやヒノキの人工林は、間伐や枝打ちなどの手入れが必要だが、担い手不足から荒廃が進む。このため、2005年度に策定された「かながわ水源環境保全・再生実行5カ年計画」が、07年度からスタートすることに合わせ構想をまとめた。

構想では、標高800メートル以上の「奥山」、300-800メートルの「山地」、300メートル以下の「里山」に分けて、施策を実施する。数値目標の一つとして、約3万2千ヘクタールのスギやヒノキの人工林を50年後に半分にし、クヌギやコナラなど広葉樹との混交林に転換。手がかからず水源涵養(かんよう)機能の優れた森にする。

また、スギやヒノキの人工林で、林道から2百メートル以内にあって切り出しやすい場所では、植え替えをする際に花粉の出ないスギやヒノキにする。こうした植え替えや広葉樹の植林などで、50年間に約1千8百万本の植樹を目指す。数値目標は10年ごとに設定し、随時見直しをかけるという。

▲東京新聞 2006年10月30日(月)

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