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2020-04

購入動機の景観の重視度がキーとなる

■眺望が話と違う

お台場が見えるということが魅力で、建築前のマンションを購入契約しました。
1年半待って実際に内見したところ、話と全く違いました。
具体的には目の前に倉庫があり、11階以上であればその看板の上からお台場が見渡せるという話でしたが、実際はお台場のメイン部分は看板に隠れ、端の方しか見えないという始末。ちなみに私の部屋は13階です。
部屋を替えてもらうか安くしてくれと交渉していますが、応じられないという回答です。
眺望が魅力で購入したのに、、、立派な契約違反と思いますが、いかがでしょうか?
(東京都 30代 会社員 男性)

裁判例:

平成12年の大阪高裁の有名な裁判例で、京都の二条城が見えることを大々的にうたった分譲マンションの購入者に、実際に見えなかったことに対し、説明義務違反に基づく損害賠償請求および契約解除請求を認めたものがあります。
判決では、完成前のマンションの売買においては、購入希望者は現物を見ることができないから、売り主はその実物を見聞できたのと同程度にまで説明する義務があるとしました。
ポイントとしては、
(1)買い主はどの程度景観を重視して購入動機につながったのか(景観が購入動機の重大要素であったか否か)
(2)買い主はその動機を売り主に伝え、売り主はそれに対しどのような説明をしたのか
(3)売り主は販売手段としてどれだけ眺望を利用したか
などが挙げられるでしょう。単に期待はずれというだけでは、難しいと思います。
一方、「青田売り(建築前売買契約)」という買い主にとって不利な契約方法をとっているのは、あくまで売り主の経済的都合です。そのことを当たり前のように思い、買い主に責任ある丁寧な説明をする必要性を軽んじているとすれば、業界全体があらためて反省すべき問題だと思います。
(住宅ねっと相談室カウンセラー 住宅問題コンサルタント 石田 光曠)

▲NIKKEI NET 住宅サーチ
http://sumai.nikkei.co.jp/know/soudan/case_man20050215i7000pb.html

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