2017-11

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

行政が参加しない街づくり協議 民主的で活発に進む

■豊洲ドック跡地にニュータウン 東京湾岸の新拠点に

東京都江東区豊洲。造船ドックの跡地を中心にした約50ヘクタールを舞台に、新しい街づくりが、猛スピードで進んでいる。計画どおりになれば、2万2000人が住み、3万3000人が働く湾岸エリアの新拠点になる。開発に合わせて、地元では小学校や保育園の新設などに追われる。地区内の大型商業施設「ららぽーと豊洲」の開業も5日に控え、街は慌ただしさを増してきた。

石川島播磨重工業(IHI)が造船所の閉鎖を決め、都が豊洲1~3丁目地区の「まちづくり方針」を発表してからまだ5年。すでに今春、IHI本社が大手町から移転した。
三井不動産が5日にオープンさせる大型商業施設「ららぽーと豊洲」。さらに、隣接地には約1500戸のマンション予定地がある。今春、2年先の入居のためにモデルルームを訪れた人の車で渋滞した。
大手ディベロッパーや大学が名を連ねる「まちづくり協議会」のガイドラインには、街路樹の種類から看板の設置場所まで、こと細かに「望ましい」姿が記されている。東京のヒートアイランド化を加速させないよう、建物の容積率を下げて「風の道」も確保した。
IHIの担当者は「外から見た時、緑の上に建物が浮かぶような優しい景観を目指したい」。

今年1月1日現在、豊洲2丁目の人口は123人、3丁目はゼロ。数少ない先輩住民は、消防署の家族寮と港湾労働者の宿舎に暮らす人々だ。
「いつのまにか一等地になって、、、」と、消防署員たちは戸惑う。バスやタクシーの乗り入れ場所と「ららぽーと」に挟まれて、深川消防署豊洲出張所は立つ。72年に設置、ガス工場や発電所などの化学火災に備えてきた。
高層住宅に新システムの交通網と、風景が変わった街に合わせ、同出張所は8月に「特別消火中隊」として再編成、建築や危険物のエキスパートをそろえた。

入居一番乗りになる「ロイヤルパークス豊洲」は267戸の賃貸マンション。事業主の大和ハウス工業の堀福次郎上席執行役員は「賃貸住宅は周囲のやっかい物、住む人にとっては借り物という意識を変えたい」。ゴミ置き場は24時間利用でき、各戸のキッチンには生ゴミ対策のディスポーザーを標準装備。常駐の「コンシェルジェ」をパイプ役に住民同士顔の見える関係を育てる。
小学校では江東区で26年ぶりの新設となる豊洲北小が来年4月、開校する。18学級規模の校舎でスタートするが、校庭の脇には増教室を見込んだ土地をすでに確保。区教育委員会は、マンションの間取りや価格帯から子どもの数を予想し、読み切れない人口増に追いつこうと懸命だ。民営の保育所2園、学童クラブ2カ所の新設も進む。

2、3丁目と通りを挟んだ豊洲4、5丁目地区は、IHIの門前町として商店街ができた。渡辺哲三さん(57)は豊洲生まれ。終戦後、晴海で塩を作っていた父が母と小さなパン屋を開いたのが1949年。未舗装の道を走るトラックが店の前に土ぼこりを舞い立たせる様子を覚えている。
発展に遅れまいと、町内約30の店舗をまとめた再開発ビル「シエルタワー」が9月末に完成したばかり。渡辺さんは1階で石釜パンのカフェを始めた。交差点の反対側が近くも、遠くも感じられる。「全国区で流れる豊洲のニュースにわくわくしたり、わずかに残る古い家並みが消えないようにと願ったり。矛盾していますね」

▲東京新聞 2006年10月4日(水)

«  | HOME |  »

MONTHLY

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

湘南なぎさプロムナードの環境を守る会

湘南なぎさプロムナードの環境を守る会

no16F no10F

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。